初めて知ることだらけの産後ケア

こんにちは!奈良の産後ケアトレーナーの北浦ゆかりです。

先日の台風以降、三郷町が大変なことになっていますね。

ご覧頂いている皆さまの周辺は影響はありませんでしょうか?

安全、安心な町になることを願うばかりです。

 

さて、私が理学療法士になるために、学校へ通い、実習ではいくつかの病院でお世話になりましたが、産前産後の女性のからだについてはほとんど習った記憶がありません。

記憶力が悪いのもありますが…それだけではないはず!

 

出産後に産後ケアを勉強して最初にインパクトを受けたのは、腹直筋離開です。

皆さんは、腹直筋離開という言葉は聞いたことありますか?

恥ずかしながら、産後ケアに出会うまで、私は知りませんでした。

 

腹直筋は最も体表面にあり、真ん中は、白線と呼ばれる結合組織で形成されており、腹壁をより強固なものにしています。

妊娠中、お腹の赤ちゃんの成長により腹直筋が引き伸ばされ、白線で左右に離開が生じる場合があります。

腹直筋離開を評価する時は、部活動などで行われるような腹筋運動(カールアップエクササイズやクランチ)を行います。

この時、左右の腹直筋の距離を測定し、この距離が、二横指(2㎝)以上離れていると腹直筋離開となります。

 

出産後、急いでお腹を凹まそうと腹筋運動をしていませんか?

腹直筋離開を助長してしまう場合がありますよ!

 

腹直筋離開はよくボタンホールに例えられます。

ボタンホールが開ききった状態で腹筋をするように折り曲げると、ホールが更に広がりますよね?

それと同じことが腹直筋離開している腹直筋には起こります。

このような理由から産後の腹筋運動には注意が必要なのです。

また、日常では腹圧が高まるような動作を避けるように工夫することが必要です。

例えば、起き上がるときは真っ直ぐに起きないとか…

 

当からだぺディアでは、このような変化が起きているということを踏まえて、骨盤底筋群を含めた産後ケアを奈良において提供しております。

ご自宅への出張ケアをしておりますので、小さなお子様と一緒でも大丈夫です。

お気軽にご連絡ください。

ご相談、ご予約などはお問い合わせからお願いします。

最後までご覧頂き、ありがとうございました!

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ